蔵造りの町 信州須坂市

 須坂市は、長野県の北部長野盆地(善光寺平)の東部に位置し、西は千曲川をはさんで長野市、北は小布施町、南は上田市に接しています。最近5年間の平均年間気温12.3℃(東京:16.7℃)、8月平均気温は25.8℃(東京:28.4℃)、2月平均気温は0.5℃(東京:7.2℃)、平均年間降雨量1017㎜(東京:1641㎜)と、気温が低く、気温の日較差、年較差が大きく、降雨量が少ない典型的な内陸性気候です。平均年間日照時間2002時間(東京:1996時間)と晴れる日が多いです。1978年から30年間の平均年間降雨量は930mmと日本で一番雨の少ない地域です。晴れが多く、雨が少ないということは、住みやすい町といえるでしょう。上田市との境にまたがる菅平高原は夏涼しく、ラグビー合宿と夏野菜の産地として知られています。

 須坂中心市街地は、日本百名山のひとつ四阿山(あずまやさん)を源流とする鮎川、百々川(どどがわ)、松川などによって形成された扇状地に立地し、南部の川上にあたる南原町東交差点辺りを扇のかなめとして、東にそびえる坂田山・鎌田山の裾野と、西に流れる百々川を扇の両端として、北西に広がっています。

 古くから長野県須坂市福島町と群馬県嬬恋村大笹をつなぐ脇街道の大笹街道と、千曲川東岸を現在の千曲市と飯山市をつなぐ谷街道の交わる交通の要所として、商工業が発達し、江戸時代には、須坂藩主・堀家が陣屋を築いて、藩政をおこなう陣屋町でもありました。

 当時から須坂藩の御用商人などが門、土塀、土蔵などで囲まれた屋敷をつくり、街道沿いには真壁造り、蔵造りの伝統的な町家がありました。明治3年(1870)に須坂騒動があり、御用商人のなどの屋敷が焼かれました。その後、明治から昭和の初期にかけて、日本の代表的な輸出産業である製糸業の町として大変繁栄し、その財力を反映した上質で立派な近代的な蔵造りの町家が競って建てられました。白漆喰や土壁の砂摺り仕上げの町家は、今も明るいロマン的な町並みをつくっています。

・須坂市公式ホームページ


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